日替わりシェフの店のしくみについて

数人のシェフたちがローテーションを組み、日替わりでランチを提供する仕組みが日替わりシェフ方式と言います。
なないろは、その仕組みを取り入れ、料理の好きな方、将来お店を持ちたいと思っている方、学生、プロの方などがシェフやアシスタントとして登録し、活動していただきます。

日替わりシェフの基本ルール（心得）

１．シェフは登録制とします。
２．シェフの登録は、善通寺に縁のある方でお料理が好きな方なら、調理師などの資格がなくても登録できます。
３．調理は食品衛生管理者（"ここ家スタッフ"）の指導のもと、ここ家の厨房を使って調理します。
４．基本的な調理器具、器はここ家が設置しています。それ以外の調理器具、器、また食材、調味料等の消耗品は自前で用意します。
５．調理や配膳のアシスタントが必要であれば、スタッフに相談してください。
６．７００円～８００円のランチを最低２０食用意します。
７．料理の献立はシェフが自由に決めます。
８．原則として、事故を起こしやすい食材、生もの（刺身など）は提供しないこととします。
９．シェフは水道光熱費として、ここ家に1日当り1,000円を納入します。
１０．残った料理、食材、持ち込んだ道具、調味料、ゴミなどは必ず持ち帰ります。
１１．使用後は施設を清掃、消毒し、元の状態にします。

シェフ登録から実施までの流れ

１．「なないろ」にシェフ登録

システムの理念や目的、しくみの説明を受けた後で、登録用紙に必要事項を記入して申し込みます。シェフ登録の際には、できれば、アシスタント（2名～3名）を付けて申し込みます。

２．現場体験

厨房の様子や雰囲気に慣れるために、自分がメインシェフを担当するまでに1回以上、他のシェフの補助として調理場を体験することとします。

３．担当日決定、メニュー決定

「なないろ」では　２か月分の月予定表並びに１か月分のメニュー表を作成していますので、月予定表の担当日やメニューが決まったら、ここ家スタッフに連絡してください。
メニュー内容によっては、食品衛生責任者の指導を受けることもあります。

４．なないろ会（シェフ定例会）

情報交換や運営に関する協議、厨房の清掃などをするために、月1回定例会を実施します。
会の運営のために、シェフは年会費1,000円を納めます。

「なないろ」の一日の流れ

１．仕込み

８時３０分から厨房を使うことができます。それ以前に厨房を利用したい場合や前日の夜に仕込みをする場合は事前に"ここ家"管理者に相談してください。
仕込みや飾りつけ、店のセッティングなどの準備をします。
当日のメニュー内容を店頭と店内に掲示します。

２．開店時間

土、日、祝日、年末年始を除く、平日の１１：３０～１４：００

３．会計

お客様からの支払いの受け取り、つり銭の準備等もシェフ（シェフのアシスタント）が責任をもって行います。

４．後片付け

使用した調理設備などは清掃し、食器調理器具はもとあった状態に戻します。 ごみはすべて持ち帰ります。

５．精算

水道光熱費（１，０００円）を納入後、売り上げはシェフの収入となります。